ダニ
アレルギーや皮膚疾患を引き起こすダニ。
ダニ退治は一般家庭では容易ではありません。
ダニは、小さなお子様のアレルギーの原因のひとつに数えられています。ダニ退治は一般家庭では容易ではありません。布団を干して衛生的に保とうとすると、かえってダニが布団の中へ逃げ込んでしまい、ほとんど駆除することはできません。
毎日窓を開けて風通しを良くし、こまめに掃除するのが家庭でのダニ対策のポイントです。
家屋に生息するダニの特徴
私たちの身の回りにはいくつかの種類のダニがいますが、主なダニについて特徴を上げてみましょう。ダニの大きさは1cm以上のものもありますが、家屋に生息するダニの大きさは0.2〜0.8mmと非常に小さく、たとえばマッチ棒の切り口に約40匹のダニがのってしまう大きさで、肉眼では識別しにくく発見されにくいのが現状です。室内で特に頻繁に発生するダニは、ヒョウヒダニ・コナダニ・イエササラダニなど10数種類です。この中でも発生数の多いのは、チリダニ科で全体の70〜95%を占めています。
ヒョウダニ
- 形態
- 大きさ0.2〜0.4mm、コナダニよりも更に小さいダニ。 乳白色、卵形
- 生態
- 室内塵中に最も多く生息し、温度25℃、湿度75%の条件を好み、人のフケや皮膚の落くずを主な餌とする。
ヒョウヒダニが多量発生すると、このダニを餌とするツメダニが発生する可能性がある。 - 被害
- 喘息やアレルギー性鼻炎のアレルゲンとなり、ツメダニなど捕食性ダニの発生の原因となる。
ツメダニ
- 形態
- 大きさ0.8mm内外、淡黄橙色、顎体部はよく発達し、触肢のツメは太く強大。前背板に3対の毛をもつ。
室内塵中に最も多く生息し、温度25℃、湿度75%の条件を好み、人のフケや皮膚の落くずを主な餌とする。 - 生態
- 世界各地に分布、自由生活を営み、家屋内では新しい畳、穀類などに発生するコナダニ類やほかのダニ類を捕食する。
それらの天敵であるため穀類害虫発生の指標とされる。 - 被害
- 人を刺して強い痒みを与える。皮膚炎を起こし、色素沈着することもある。
弊社のダニ防除
万全な下準備のもと、人体に害をあたえない薬品ガス化蒸散システムにより徹底駆除し発生を抑制します。